Casley Deep Innovations株式会社(キャスレーディープイノベーションズ、本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F/研究所:東京都文京区本郷 代表取締役 砂川 和雅、以下、「当社」)は、2024年10月9日(水)~10月11(金)に東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展」(RISCON TOKYO)に出展すること、および弊社代表の砂川が出展者プレゼンテーションに登壇することをお知らせいたします。
■危機管理産業展(RISCON TOKYO)について
危機管理産業展(RISCON TOKYO)は、『危機管理』をテーマにした国内最大級の総合トレードショーとして、2005年の初開催から数えて今年で20回目の開催を迎える展示会です。
本年は、元旦に発生した令和6年能登半島地震などの自然災害をはじめ、相次ぐ事故・犯罪など、日常生活や社会経済活動に潜むさまざまなリスクや課題が浮き彫りになっており、これらへの「備え」として官民一体となった対策が必要となっています。
「防災・減災」、「BCP・事業リスク対策」、「セキュリティ」の主要3分野を柱に、さまざまな課題やリスクに対処するための製品・サービスが一堂に集結します。
【展示会詳細】
名称 :危機管理産業展(RISCON TOKYO)2024
開催日時:2024年10月9日(水)~11日(金) 3日間 10:00〜17:00
会場 :東京ビッグサイト 西展示棟
主催 :株式会社東京ビッグサイト
URL :https://www.kikikanri.biz/
【当社ブースのご案内】
危機管理ドローンソリューション
ブース番号 3E-05
■出展の背景・技術開発
当社は、防犯防災領域における直近の事例として、警察との大規模雑踏警備支援(※1)、山間部における災害救助訓練(※2)を実施して参りました。
これらはいずれも、非常時においてドローンから取得した空撮データや防犯カメラ等の映像データを現場の最前線に向けてスムーズな情報連携を行い、活動を継続することが求められた事例となります。
今後はさらに、大規模な災害救助や防犯対策を実行しようとした場合、ドローンによる空撮データなどによる膨大なデータ量の全量保存、防犯カメラ、監視カメラ等から取得した機密データの安全なやり取りが課題になると想定しています。
これらは、当社のweb3.0技術を活用し構築されたハイパー・セキュア・ネットワーク*3、ハイパー・セキュア・ストレージ*4上の非サーバー型機密分散データストレージ「furehako®」に保存後、インターネット環境がない状態で各デバイスにP2P・M2Mにより連携させることによって、地形データを含む機密情報を安全かつ大容量に保存する用途に役立ちます。
ドローンで撮影した映像データをリアルタイム連携するのみならず、分析・保管の観点からのソリューションを同時に展示することで、先端技術の活用と危機管理を両立させる方法を提唱いたします。
■出展内容
当社ブースでは、以下の2つのソリューションを展示いたします。
1.完全閉域通信下での多地点映像共有ソリューション:DiCaster(ディキャスター)
大規模イベントや、大規模災害時において高度なセキュリティを確保しながら、安定した通信によって複数台のカメラをリアルタイムに映像伝送し、大規模雑踏警備、捜索、救助活動を支援するソリューションです。
2.web3.0技術を活用した非サーバー型機密分散ストレージサービス:furehako®(フレハコ)
furehako®は、データのアップロード・ダウンロード・データ共有などを安心安全に行える次世代の非サーバー型機密分散ハイパーセキュアストレージです。動画・画像・ドキュメントなど、様々なデータを企業内・組織間の空きストレージ容量等を有効活用して保管し、機密情報の管理と情報漏えい防止を同時に実現します。
【注記】
(※1)2023年10月10日プレスリリース
【日本初】衛星通信によるハイパー・セキュア・ネットワークおよびストレージを用いた警察向け大規模雑踏警備支援を実施しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000125312.html
(※2)2023年9月26日プレスリリース
岐阜県での「地震を想定したドローンによる災害救助訓練」においてAI解析や映像同時配信の技術支援を行いました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000125312.html
(※3)ハイパー・セキュア・ネットワークとは、従来の web2.0 型を前提としたアーキテクチャではなく、web3.0型で実行されるネットワーク技術・方式のことです。その構成要素は、ソフトウェアによる暗号化、機密鍵、生体認証、閉域化等と、ハードウェアによるHW Wallet、専用制御ルーター等の組み合わせにより、web3.0 でネットワークを実現することを意味します。
(※4)ハイパー・セキュア・ストレージとは、同様に、従来の web2.0 型を前提としたアーキテクチャではなく、web3.0型で実行されるデータ連携・保管のための技術・方式のことです。その構成要素は、ソフトウェアによるP2P/M2M化、断片化、暗号化、分散化、機密鍵および復号化、非同期化等による機密化、非検閲化、ハッシュ・ブロックチェーンによる真実性保証とトラッキング等と、ハードウェアによるHW Wallet、専用NAS等の組み合わせにより、web3.0 でデータ連携を実現することを意味します。
なお、ハイパー・セキュア・ネットワークおよびハイパー・セキュア・ストレージは、当社が提唱する新しいセキュリティの概念です。両技術の組み合わせにより、管理された特定のハードウェアのみでアプリケーションを実行するなど、ハイパー・セキュアなweb3.0アプリケーションを運用することが可能となります。
■出展者プレゼンテーション
また、今回の展示会では、弊社代表の砂川が以下2箇所で出展者プレゼンテーションを行います。
「セキュリティ製品・システムの活用によるDX推進」
日 時:2024年10月10日(木) 15:00-16:30 (90分)
会 場:RISCON会場内セミナー会場 E会場
登壇者:
セキュリティ産業新聞 編集長 野口勇人氏
i‐PRO株式会社 ジャパンリージョン事業戦略 ディレクター 横光澄男氏
Casley Deep Innovations株式会社 代表取締役 砂川和雅
株式会社マクニカ クラビスカンパニー ビジネスソリューション第2統括部カスタマーサクセス室 室長 小川雅央氏
企画協力:セキュリティ産業新聞
企画趣旨:
セキュリティ製品・システムの活用領域は拡大しており、昨今ではDX(デジタルトランスフォーメーション)推進という観点でも注目されている。そのためには、製品・システムの特長を正しく理解する必要がある。本セミナーではDX推進を支援する製品・システムを展開する企業の担当者に登壇いただき、有効性や理解するべきポイントなどを提示する。
「スターリンクを用いた多拠点映像共有とハイパーセキュアテック」
日 時:2024年10月11日(金) 10:30-11:30 (60分)
会 場:RISCON会場内セミナー会場 B会場
登壇者 :代表取締役 砂川 和雅
公演要旨:
不感地帯におけるドローンの活用について、スターリンクなどの衛星通信システムへの期待が高まっている。当社は、警察や消防と衛星通信を用いて多数の防災訓練を実施してきており、現場で必須となる「映像での多拠点情報共有システム」「映像と通信を守る最新セキュリティ技術」について実績を積み重ねてきた。セミナーでは、実際の現場活用シーンを踏まえながら事例と技術について詳しく紹介する。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
■ Casley Deep Innovations(キャスレーディープイノベーションズ)株式会社について
代表者 :代表取締役 砂川 和雅
本社所在地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F
研究所所在地:東京都文教区本郷(東京大学前)
事業内容 :ディープテック領域のシステム開発 / プロダクト開発事業
web3.0、XR、AI、画像解析等、先端技術領域に関する研究開発・コンサルティング等
プロジェクトイネーブルメント®事業
売上高:13.3億円(2024年3月期)
URL:https://www.casleydi.co.jp/
<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
Casley Deep Innovations株式会社(キャスレーディープイノベーションズ)
PR事務局(株式会社フロントステージ)
千田、中尾、末吉