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CEATEC 2023 アドバンストテクノロジ部門にて準グランプリを受賞しました

11/6/2023

Notice

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Casley Deep Innovations株式会社(本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F/研究所:東京都文京区本郷 代表取締役 砂川 和雅、以下 :当社)は、
マクタアメニティ株式会社(本社:福島県伊達市、代表取締役:幕田武広、以下:MAC社)と共同応募したCEATEC AWARD 2023にて「アドバンストテクノロジ部門」で準グランプリを受賞したことをお知らせいたします。



■CEATEC AWARD 2023とは

CEATEC AWARDは、23年10月17日(火)~20日(金)に幕張メッセで開催された日本中、世界中の最先端テクノロジーが集まる展示会「CEATEC 2023」において、特にイノベーション性が高く優れていると評価された作品に授与される称号です。
優れた技術を世に出すことで、新たな価値と市場の創造・発展に貢献し、産業を活性化させるため、関係学会やメディア、省庁などが厳正なる審査を行う、権威ある賞です。
https://www.ceatec.com/award/index.html


■CEATEC 2023について
今年度は、684社/団体が出展し、会期4日間で89,047名が来場しました。来場者の特徴として、幅広い業種・産業の企業や官公庁、研究機関に所属する方々をはじめ、大学生や高等専門学校生、高校生など、連日2万人以上のイノベーターが集結しました。
「次世代」をキーワードに、最新テクノロジーを活用した持続可能な未来の実現に向けてSociety5.0の実現を支える未来あるテクノロジー・デバイスの展示、産学連携や企業との交流イベントも開催するなど新たな人材の発掘や交流の場を提供しています。




■受賞内容

応募タイトル:「おいしさの見える化」が創る未来の食卓
~野菜・果物・茶葉などのスマホ等での撮影画像からのAI解析による食味判定と情報化~

■受賞詳細ページ
https://www.ceatec.com/ja/event/award-winner.html


野菜などの「おいしさ」をスマホ等で撮影した画像から瞬時に解析し、数値化などで「見える化」します。解析はクラウド上のAIで行われるため、通信環境があれば世界中で利用可能なDX技術です。専門機器を使用せず、可視光で解析をするのは世界初のサービスです。スマホ等へ専用アプリをダウンロードし誰でも手軽に使えます。対象農産物は傷めず生産・流通・消費段階で食味情報を瞬時・タイムリーに入手可能、UIにも配慮し結果は分かりやすい画面表示を提供しています。

このサービスが浸透することで、食味を保証した適正な取引によりSDGs「貧困の解消」等の目標達成が期待されます。また、農業の産業力強化やフードロス等にも貢献できる可能性を秘めています。


「おいしさの見える化」技術が「アドバンストテクノロジ部門」で準グランプリを受賞した背後には、Society 5.0の実現に向けた新しい技術や研究開発、そしてそれらを含むソリューションやビジネスモデルの広範な対象を選考としていることがあります。今回の受賞は、次世代を切り開く技術の中から選ばれたもので、京セラ株式会社がグランプリを受賞し、株式会社Preferred Networksなど錚々たる企業と並ぶ受賞者としての位置づけとなりました。



■評価された点

従来の味覚センサは、高額かつ破壊検査となるのでサンプル調査しかできないという課題に対して、画像解析AIをクラウド上におき、スマートフォンアプリなどでアクセスすることで誰でも利用できるサービスで解決しました。ノウハウの独自性による、知財評価の高さ、幅広い利活用が期待されての受賞となりました。(選評より)





当社は、一般財団法人 日本国際協力システム(JICS)の助成事業である「新興国DX等新規事業創造推進支援事業」において、「インド国アグリテック分野における農村の社会課題解決のためのドローン画像を活用した農産物の品質定量化+P2P通信型ブロックチェーンを中核とするデジタルエコシステムに係る実証」事業に取り組んでいます。(事業詳細URLhttps://www.jics.or.jp/hojokin3/pdf/07_ja.pdf


この事業の一環として、当社はマクタアメニティ株式会社と協力し、インドでドローンを活用した「おいしさの見える化」技術の実証実験を実施しました。インドの現地農家からの協力を得て、ドローンを使用して果物などを空中から撮影し、その画像データを解析しておいしさを定量化しました。また、取得したデータの秘匿性を高めるため、当社のweb3.0技術を活用して構築されたハイパー・セキュア・ネットワーク*1、ハイパー・セキュア・ストレージ*2上で稼働する秘密分散データストレージ「furehako」を使用して、データの安全な保存と連携を実現しました。


マクタアメニティ株式会社の「おいしさの見える化」技術と当社のweb3.0技術を組み合わせ、今後も、社会的価値が高い企業へのサービス提供、技術支援、共同研究などを通してSDGs、社会課題への取り組みに貢献し、持続可能な社会の実現に貢献して参ります。




【注記】

*1 ハイパー・セキュア・ネットワークとは、従来の web2.0 型を前提としたアーキテクチャではなく、web3.0型で実行されるネットワーク技術・方式のことです。その構成要素は、ソフトウェアによる暗号化、秘密鍵、生体認証、閉域化等と、ハードウェアによるHW Wallet、専用制御ルーター等の組み合わせにより、web3.0 でネットワークを実現することを意味します。

*2 ハイパー・セキュア・ストレージとは、1と同様に、従来の web2.0 型を前提としたアーキテクチャではなく、web3.0型で実行されるデータ連携・保管のための技術・方式のことです。その構成要素は、ソフトウェアによるP2P/M2M化、断片化、暗号化、分散化、秘密鍵および復号化、非同期化等による機密化、非検閲化、ハッシュ、ブロックチェーンによる真実性保証とトラッキング等と、ハードウェアによるHW Wallet、専用NAS等の組み合わせにより、web3.0 でデータ連携を実現することを意味します。

なお、ハイパー・セキュア・ネットワークおよびハイパー・セキュア・ストレージは、当社が2023年9月に開催されたECONOSEC(経済安全保障対策会議・展示会)で提唱した、全く新しいセキュリティの概念です。両技術の組み合わせにより、管理された特定のハードウェアのみでアプリケーションを実行するなど、ハイパー・セキュアなアプリケーションを運用することが可能となります。





●マクタアメニティ株式会社について
代表者:代表取締役 幕田武広
本社所在地:福島県伊達市梁川町山舟生字高倉22
事業内容:環境保全用微生物資材 、有機農業適応資材 、鮮度保持流通システム 、農産物生産流通情報支援システムの販売、研究開発
設立日:1988年2月22日
URL:http://makuta-amenity.com/



●Casley Deep Innovations株式会社について
代表者: 代表取締役 砂川 和雅
本社所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F
研究所所在地: 東京都文教区本郷(東京大学前)
事業内容:ディープテック領域のシステム開発 / プロダクト開発事業
web3.0、XR、AI、画像解析等、先端技術領域に関する研究開発・コンサルティング等
プロジェクトイネーブルメント®事業
設立日:2023年4月
売上高:12.0億円見込み ※設立初年度予想
URL:https://www.casleydi.co.jp/


<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>

Casley Deep Innovations株式会社 PR事務局(株式会社フロントステージ)

中尾・大橋・木村

TEL:03-6804-1751 FAX:03-6804-1752 E-mail: info@frontstage-pr.co.jp