Blog

ドローン防災ソリューション「DiCaster」とweb3.0の秘密分散ストレージ「furehako®」、東京ビッグサイトで開催される「国際ドローン展」に出展決定

7/16/2024

Notice

furehako

Casley Deep Innovations株式会社(本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F/研究所:東京都文京区本郷 代表取締役 砂川 和雅、以下 :「Casley Deep Innovations」 は、2024年7月24日(水)~7月26日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際ドローン展」に出展することをお知らせいたします。

■国際ドローン展について

「ドローン」に特化した B to B 専門展示会であり、15の専門展示会が集まる「メンテナンス・レジリエンス TOKYO」の中での開催となります。ドローン関連ビジネスは市場規模が拡大中であり、国でレベル4(有人地帯における補助者なし目視外飛行)を実現する法制度が整備されたことを契機にして、様々な分野でドローンの利活用が促進されています。国際ドローン展は、その時流を捉えた展示会として位置付けられています。

【展示会詳細】
名称  :第10回国際ドローン展
開催日時:2024/7/24(水)-26(金) 10:00-17:00
会場  :東京ビッグサイト 東展示棟
主催  :一般社団法人日本ドローンコンソーシアム、一般社団法人日本能率協会
URL  :https://mente.jma.or.jp/structure/drone.html
当社紹介ページ:https://www.jma-exhibition.com/7all/webguide_jp_mente/company.php?no=384

【当社ブースのご案内】
第10回 国際ドローン展 ブース番号 M5-080

■出展の背景・技術開発

Casley Deep Innovationsは、防犯防災領域における直近の事例として、警察との大規模雑踏警備支援(※1)、山間部における災害救助訓練(※2)を実施して参りました。
これらはいずれも、非常時においてドローンから取得した空撮データや防犯カメラ等の映像データを現場の最前線に向けてスムーズな情報連携を行い、活動を継続することが求められた事例となります。
今後はさらに、大規模な災害救助や防犯対策を実行しようとした場合、ドローンによる空撮データなどによる膨大なデータ量の全量保存、防犯カメラ、監視カメラ等から取得した機密データの安全なやり取りが課題になると想定しています。

また過去事例としては、インドでドローン画像を活用した農産物の品質定量化+web3.0技術を組み合わせたアグリテックの取り組み実績もあります。ドローンの撮影/飛行データを活用し、フォトグラメトリー技術によりリアルタイムでデジタルツインによるVR空間を生成し、ドローンの飛行シミュレーターに応用可能な技術実証にも成功しました。
 https://www.casleydi.co.jp/blog/indiademo/

これらは、当社のweb3.0技術を活用し構築されたハイパー・セキュア・ネットワーク*3、ハイパー・セキュア・ストレージ*4上の秘密分散データストレージ「furehako®」に保存後、インターネット環境がない状態で各デバイスにP2P・M2Mにより連携させることによって、地形データを含む秘密情報を安全かつ大容量に保存する用途に役立ちます。
ドローンで撮影した映像データをリアルタイム連携するのみならず、分析・保管の観点からのソリューションを同時に展示することで、新たなドローン活用の方法を提唱いたします。

多くの皆様のご来場をお待ちしております。

■出展内容

当社ブースでは、以下の2つのソリューションを展示いたします。

1.完全閉域通信下での多地点映像共有ソリューション:DiCaster(ディキャスター)

大規模イベントや、大規模災害時において高度なセキュリティを確保しながら、安定した通信によって複数台のカメラをリアルタイムに映像伝送し、大規模雑踏警備、捜索、救助活動を支援するソリューションです。

2.web3.0技術を活用した秘密分散ストレージサービス:furehako®(フレハコ)

furehako®は、データのアップロード・ダウンロード・データ共有などを安心安全に行える次世代の秘密分散型ハイパーセキュアストレージです。動画・画像・ドキュメントなど、様々なデータを企業内・組織間の空きストレージ容量等を有効活用して保管し、機密情報の管理と情報漏えい防止を同時に実現します。

【注記】

(※1)2023年10月10日プレスリリース
【日本初】衛星通信によるハイパー・セキュア・ネットワークおよびストレージを用いた警察向け大規模雑踏警備支援を実施しました。
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000125312.html

(※2)2023年9月26日プレスリリース
岐阜県での「地震を想定したドローンによる災害救助訓練」においてAI解析や映像同時配信の技術支援を行いました。
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000125312.html

(※3)ハイパー・セキュア・ネットワークとは、従来の web2.0 型を前提としたアーキテクチャではなく、web3.0型で実行されるネットワーク技術・方式のことです。その構成要素は、ソフトウェアによる暗号化、秘密鍵、生体認証、閉域化等と、ハードウェアによるHW Wallet、専用制御ルーター等の組み合わせにより、web3.0 でネットワークを実現することを意味します。

(※4)ハイパー・セキュア・ストレージとは、同様に、従来の web2.0 型を前提としたアーキテクチャではなく、web3.0型で実行されるデータ連携・保管のための技術・方式のことです。その構成要素は、ソフトウェアによるP2P/M2M化、断片化、暗号化、分散化、秘密鍵および復号化、非同期化等による機密化、非検閲化、ハッシュ・ブロックチェーンによる真実性保証とトラッキング等と、ハードウェアによるHW Wallet、専用NAS等の組み合わせにより、web3.0 でデータ連携を実現することを意味します。
なお、ハイパー・セキュア・ネットワークおよびハイパー・セキュア・ストレージは、当社が提唱する新しいセキュリティの概念です。両技術の組み合わせにより、管理された特定のハードウェアのみでアプリケーションを実行するなど、ハイパー・セキュアなweb3.0アプリケーションを運用することが可能となります。

■ Casley Deep Innovations(キャスレーディープイノベーションズ)株式会社について
代表者   :代表取締役 砂川 和雅
本社所在地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F
研究所所在地:東京都文教区本郷(東京大学前)
事業内容  :ディープテック領域のシステム開発 / プロダクト開発事業
web3.0、XR、AI、画像解析等、先端技術領域に関する研究開発・コンサルティング等
プロジェクトイネーブルメント®事業
売上高:13.3億円(2024年3月期)
URL:https://www.casleydi.co.jp/


<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
Casley Deep Innovations株式会社(キャスレーディープイノベーションズ)
PR事務局(株式会社フロントステージ)
千田、中尾、末吉